2017年2月14日火曜日

iPod 第4世代 SDカード化の手順確認

最近あまり出番がなかった64GBのSD化したiPod Classic 第4世代の愛器。別の64GBのSDが余ったので、そちらと中身を交換することにしました。ところが・・・、どうやってもファイルエラーで認識できない。

SDカードの相性が悪いのか、変換アダプタが壊れたのか‥といろいろ疑いましたが、結局、下記の手順でまた問題なく利用できるのを確認しました。しばらくすると忘れてしまいますので、備忘録も兼ねて記します。Macの環境での手順ですが、ご参考にしてください。

【利用器材】
・世田谷電器CFx1変換基盤 TOSHIBA1.8インチHDD互換50ピンIDE形状 上野毛 AR-IDE1CF500
・DeLOCK SDXC/SDHC/SDカードをCFカードTypeIIに変換するアダプター
・汎用SDカード 64GB




(1)exFATでフォーマット
取り付ける前に、SDカード自体をmacにセットし、フォーマットします。この場合はexFATでフォーマットしましたが、あとで「iPodを復元」するのでほかの形式でもよいのかもしれません。


(2)SDカードをセット
フォーマットしたSDカードを変換アダプタにセットしてそれをCF変換基盤にセット。そしてそのアダプタを本体にセットします。本体のIDEピンは細いので気をつけてセットする必要があります。





(3)iPodをリセット
ここであわててmacに接続してはいけません。接続前に、本体をリセットする必要があります。iPodの中央ボタンと上ボタンを同時に押してリセットします。

(4)iTunesと接続
ここでようやくmacに接続し、iTunesを起動すると新しいiPodとして認識されます。


(5)iPodを復元
iTunesの「続ける」を押したのち、右ウィンドウにある「iPodを復元」を選びリセットを開始します。





(6)電源に接続
リセットの準備が完了すると、「一度取り外して電源につなげてください」と表示されるので、電源につなげます。すると、アップルマークの下にプログレスバーが表示され、完了するのを待ちます。



(7)iTunesに再接続
電源への接続が完了したら、iPodの初期画面となって接続準備完了です。iTunesにつなげると、正常に認識し、音楽をコピーするとコピーが開始されます。



これで完了です。
ここで一番のポイントは、(3)のiPodのリセットです。macにつなげたあとにリセットをしてもうまくいかないことが多いようでした。SDカードをセットしたら、リセットを忘れずに行ってください。
さあ、あなたもiPodのSDカード化で快適な音楽生活を楽しみください。

2017年2月9日木曜日

iPod 3G(第3世代)のバッテリー交換

SD化挑戦の過程で裏ブタをあけ、バッテリーにアクセスできましたのでその写真を掲載します。
裏ブタを開ける方式はこちらを参照ください。
裏ブタを開けると、ゴムの遮蔽板の下にバッテリーが設置されています。
テープなどで接着されておらず、すぐに取り外せます。

ただし、コネクタのケーブルが基盤の下をくぐっていますので、図のように基盤のネジを一箇所外す必要がありますが、そんなに難し作業ではありません。
iPod 3Gはさすがにオリジナルバッテリーは劣化している例が多いようです。
amazonでも1000円程度で入手できますので、ぜひ交換して引き続き愛用してください。




iPod 第3世代のSDカード化に挑戦

第3世代iPod ClassicのSDカード化に挑戦しました。
このタイプは、クリックホイールが搭載される第4世代前のため、ホイールの上に「|<<」、「MENU」、「再生/一時停止」、「>>|」の4種類の操作ボタンがあるタイプです。ボタンがオレンジに光るというクールな機種です。一方、「カチッ」というクリック感がないため、不思議な操作感のiPodとなっています。

さらに、Firewireでしか充電できない機種となっていますのでご注意ください。通常のUSBケーブルでの充電は不可です。そのため、このFirewireコネクタが付いている電源アダプタ(第4世代iPodまでは製品に同梱されていた)がないと充電ができないため、レア度が高くなっています。






(1)分解

例によって裏ブタをこじ開けます。やはり、OLFAのスクレーバーが活躍です。
コネクタ部分から隙間をつくり、そこに薄いカードを差し込んでそのまま横のスライドさせて最後にスクレーバーでエイっとこじ開けます。
このとき、コネクタ部分にはプラスチックの白い外枠がありますので、あまり力をいれるとこのプラスチックが破損しますのでご注意ください。







(2)ハードディスクの取り外し

このタイプは、裏ブタにイヤホン端子へのコネクターが接続されているだけですので、観音開きで搭載されてるハードディスクドライブにアクセスすることができます。青い保護ゴムが付いているハードディスクを取り外します。



iPod 4Gと違い、HDDと基盤の間にコム製の遮蔽板が入っているのが特長です。




(3)128GBのmicroSDカードのセット

今回は、128GBのmicroSDカードで大容量化に挑戦しました。
ハードディスクのIDE→IDE/CF(コンパクトフラッシュ)変換アダプタ→SDカードアダブタ→microSDカードのように、変換アダプタを多用してセットします。






(4)SDを認識せず‥

セットののちに本体をリセット(MENUボタンと再生ボタンを同時に長押し5秒ほど)して、iTunesに接続。
しかし、残念ながらiTunesで認識されません。Firewireが搭載された古いMac(PowerbookG4)で試しても状況変わらず。ディスクユーティリティーで調べても、マウントされません。
microSDを変更、SDカードアダプタを使用せずに、64GB、16GBのSDカードで試しても認識せず。
フォーマット形式も、exFatやOSXジャーナルなどいろいろ試しましたが万策つきました。






(5)IDEハードディスクに戻し

搭載されていたハードディスクに戻してPowerbookG4に接続すると、問題なく認識されます。
一部調べたところ、第3世代までは、アップルマークの書かれていハードディスクしか認識しないという情報もありますが、一方で、SSD化に成功した例も見受けられます。





(6)第3世代iPodのSSD化はまた次回に

第4世代ほどは簡単にいきませんでしたが、原因がわかりしだい追ってまたレポートいたします。

以上


iPod nano(第3世代)を分解したが‥

画面に「赤丸バツマーク」がでてまったく使用できないiPod nanoを入手。分解したらなにか分かるかも、変わるかも、ということで分解しました。
結論を先に言いますと、分解しても意味がなかったということです‥。


使用道具:OLFAのスクレーパー


とにかく固くて隙間がない。隙間ができてもカードなどのやわらかいものはまったく歯が立たないため、金属製のスクレーパーで「グリグリ」とつつきました。両端は隙間にスクレーバーが入りましたが、上部が手強い。グリグリやっているうちに、かなり変形しました。


そうして四方にスクレーバーを差し込むことでようやく開腹完了。
中身はフラッシュメモリーが積まれているだけ。コネクター部分と直結しているように見えます。
ここを押したり引いたり空気をかけたりしましたが、状況は変わらず。故障のまま終了です。





裏ブタの金具はこのようになっています。柔らかいのでとても扱いづらいです。




上部がけっこうガタガタに。





分解しようと思っている方、参考にしてください。液晶とバッテリーも取り出せるのかもしれません。

iFlash-Quadで第5世代iPod Classicを大容量化 - microSDで200G超えに

iFlashのサイトで直接購入したiFlash-Quadが到着しました。早速大容量化に挑戦です。

本体$42、送料$10(船便)の合計$52ドル。日本円で6200円程度でした($1=¥120円前後)。送料はFedex(航空便)を選ぶと$15となります。急ぎでほしいかたはFedexでどうぞ。注文方法はこのページを参照ください。

さて、各種iFlashですが一部機種では認識できる記憶容量の128GBが上限となっていることにご注意ください。iFlash.xyzのサイトによると、第5世代、第5.5世代、第7世代、第7.5世代には上限はありませんが、
第6世代、第6.5世代は上限が128GBと記述されています。




<上限なし>
5g and 5.5g (30gb, 60gb, and 80gb)
7g / 7.5g (160gb Thin / late 2009)

<128GBが上限>
6g Classic (80gb Thin) ** Maximum 128Gb for iTunes
6g Classic (160gb Thick) ** Maximum 128Gb for iTunes
6.5g (120gb Thin) ** Maximum 128Gb for iTunes



英国の「Royal Mail」というサービスでの配送です。きめこまかい追跡が可能で安心でした。


裏側には、「Media Card Reader」と記述されています。





iFlash-Quad本体と、スポンジがついています。確かにmicroSDをセットできるスロットが4つ、ついています。


裏側です。


A4サイズの説明書が付属しています。





その裏側には、取り付け説明へリンクするQRコードが記されています。実際にアクセスすると、ただ単にその商品情報へリンクするだけで、そこに「Instruction Manual」というページがあります。とくに説明がなくても問題はありませんが。


今回は、128GB(I-O-DATA製)、64GB(サムソン製)、16GB(ソニー製)の3枚をセットしました。合計208GBです。





それぞれを、exFatでフォーマットしてからiFlashにセット。


コネクターを本体にセットします。このコネクターは、フラップ部分をはね上げた状態でセットし、フラップを閉じるとフラットケーブルが固定される仕組みです。





本体のフラットケーブル2箇所もセットします。


本体をリセット(中央ボタンを押しながら上を押す)した後に、iTunesに接続すると「新しいiPod」として認識されました。





その後、本体のイニシャライズが起動し、アップルマークの下にプログレスバーが表示。


完了すると見事大容量iPodとして起動が完了しました。
ただし、容量は191GB…。17Gが行方不明というのは大きすぎですね。3枚目の16Gが認識されていないのかもしれません。調査しますが、とりあえずこの状態で問題なく稼働できるのを確認しました。





一方、ディスクユーティリティーで確認すると208GBに近い状態でマウントされているのがわかりました。16GBのメモリーは検証用なのであとから調べます。

みなさんも是非挑戦してください!
http://iflash.xyz





iFlash-Quadで第5世代iPod Classicを大容量化 - iflash.xyzでの購入方法

第5世代iPod Classic(5G iPod)を大容量化するためのiFlashシリーズですが、英国のiflash.xyzサイトで直接購入ができます。
2017年1月現在、下記のラインナップと価格となっています。




microSDカードを4枚セットできる 「iFlash-Quad」 $42
SDカードを2枚セットできる 「iFlash-Dual」 $40
SDカードを1枚セットできる 「iFlash-Solo」 $33
Sataカードを1枚セットできる 「iFlash-Sata」 $40

日本への送料は$10で、PayPalに対応しているのでクレジットカードで簡単に購入ができました。
注文から配達までの日数ですが、当方の場合、2016年12月17日に注文したところ、2週間後の12月31日に英国から無事到着しました。
通常のECサイトの手順と一緒ですが、下記に購入方法を記します。

(1)iflash.xyzにアクセスすると、4つのラインナップが表示されます。シンプルですね。
ここではiflash-quadを購入した例を記します。
トップページのquadをクリックすると、詳細画面が表示されます。


(2)この詳細画面で「Add to cart」をクリックすると、カートにquadがはいります。右のウィンドウには現在カートの中に入っている商品が表示されますが、そこに表示されてカートに入っているのを確認できます。
カートに入っているのを確認したら「Check out」をクリック。すると購入者情報の入力画面になります。





(3)名前や住所、メールアドレスを入力し終わったら、最下部の「PROCEED TO PAYPAL」をクリック。


(4)次にPAYPALの入力画面になりますので、入力フィールドにしたがってカード情報を入力します。下の方に「PAYPALアカウントの作成」がありますので、ここも情報を入力します。次回からPAYPALアカウントでログインすることで購入が簡単になります。
入力が終わったら「同意して続行」をクリック。





(5)すると、画面がPAYPALからiflash.xyzのサイトに遷移し、最終的な確認画面となります。ここで問題がなければ注文確定の「PLACE ORDER」をクリックすると、注文確定です。


(6)注文が確定すると、ほどなく、iflash.xyzサイトから注文を受け付けたというメールが登録したアドレスに配信されます。





(7)つぎに、PAYPALからも支払いを承認したとメールが配信されます。


(8)そうして全ての決済が完了すると、出荷しました「Your order has shipped」というメールが配信されます。





(9)配達状況も確認できます。上記の例ですと「Royal Mail」という配送業者(Provider)を利用していますので、そのRoyal Mailのサイトで追跡が可能です。追跡番号は「Tracking Number」で示されている数字です。

かなり詳細に配達状況を知ることができます。


(10)あとは到着まで待つだけ
問題なく注文が完了したら、あとは待つだけです。到着までしばらくお待ち下さい。

なお、amazonではiFlash-Dualは販売しているようです。